買い替えVS車検。どちらがおトク？

車検の季節がくると頭をよぎるのが、こちらのサイトにもあるように、車検を通すかどうかということがひとつ挙げられます。自動車が古かったり、そろそろ新しい車がほしかったりと、その理由はさまざまです。どこを基準に考えるかというと、車検を通した後、2年間乗れるかどうかということでしょう。たとえば、車検で10万円の費用がかかって通過できるとしましょう。しかし、2年以内に大きなパーツ交換があり、さらに10万円かかるとすると、自動車の買い替えを検討するのも無理はありません。
同じ20万円を支払って中古車が購入できるとすると、買い替えたくもなるものです。しかし、20万円で中古車を購入したとしても、その後には再び車検がどこかでやってきます。もしかしたら、その車が調子悪くなり、費用がさらにかさむ可能性もあります。故障するかしないかの境界は難しい部分がありますが、車検を通すかどうかはしっかりと考えるようにしましょう。車検を通すと、メリットがあります。
まず、車検と同時に24カ月の点検があり、そこで車の不具合が見つかれば、しっかりと修理をした上で再び2年間乗れるという点です。整備が入っている車は安心して乗ることができるほか、請け負った業者によっては、補償がついてくる場合もあります。万が一の故障時にも対応してもらえるので安心です。新しく購入した場合、車検は免れる可能性がありますが、補償内容によっては故障時に対応してもらえないこともあり、安心して乗れなくなってしまうこともあります。次に、車検を通すことで、また2年間乗れるということです。
当たり前のことですが、合法車両として認められれば、再び公道で乗れるようになります。車検は費用がかかるので悩むところなのですが、中古車を購入して乗ろうとすることを考えるのであれば、車検を通した方が費用を安く抑えることができることも多くあるのです。特に大きな故障部分もないようであれば、車検を通して長く乗り続ける方が費用面でおトクになることも多くありますので、自分の自動車の将来を考えて検討するようにしましょう。