車検はどんな車だと高くなるの?

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とにかく、車検は安く抑えたいと考えてしまいがちです。自動車を買うときに車検のことまで考えず、欲しい車をそのまま購入したら、車検になってとんでもない高額になってしまったという人もいます。車検はどのような車が安く、高いのかを費用の内訳で見ていくことにしましょう。まず、必ずかかる法定料金についてです。法定料金には、自賠責保険料、重量税、印紙代があります。特に大きな差が出てしまうのは重量税についてです。これは、自動車の重さに対してかかる費用で、重ければ重いほど高くなります。車両が重いということは、それだけ大きな車ということです。
エコカーを除き、一番軽い分類と重い分類の間では、4万円程度の差が見られます。次に自賠責保険の料金の差がありますが、差額は3000円程度です。そして、整備にかかる費用にも差が出てきます。たとえば、エンジンオイルであれば、エンジンの排気量が大きければ大きいほど、オイルを多く使うとされています。また、その他の油脂類も多く使う分、費用は高くなります。部品を使う数も多くなれば、交換する際にはそれだけの部品代がかかりますし、交換箇所が多くなれば自然とその工賃も高くなるのです。つまり、総合的に判断すると、自動車が重く、排気量が大きい車であればあるほど車検の料金が高くなる傾向にあります。しかし、これはあくまでも一般的な傾向であり、実際の車両の状態によっても大きく異なるということを覚えておきましょう。
たとえば、軽自動車は今までのパターンを総合すると費用は安い分類とされています。しかし、修理する箇所や整備項目が多くなってしまうような車両の場合、何もしないで車検に通った大きな車両よりも高くついてしまう可能性もあるのです。また、軽自動車をディーラー車検に入れて高くついてしまった場合、ユーザー車検で大きい車を車検に通した人の方が費用的に抑えられる場合もあります。総合すると、自動車が小さく、整備の少ない車でユーザー車検を通した車が一番安く済み、その逆、車両が大きくてディーラー車検でがっちりと修理をした車が高くついてしまうのです。

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    山本 有

    サイト運営者の山本 有です。 趣味は野球とクルマ、そして彼女の影響で興味をもったレスリングの観戦です。 野球のポジションはピッチャーなのですが、最近、ひじを壊してしまい、試合に出ていません。 前の彼女は、読者モデルだったので、ファッションにも興味があったのですが、最近は興味がなくなりました。やはり交際相手によって影響されるんですね。 クルマはもちろんBMWです。